2013年08月12日
ブラックサイトとは?
なんとなく思いついた造語を定義づけておこう。
ブラック企業のように曖昧にならないように。
そんなに流行らせるつもりなのかよオレ(笑)
ブラック企業は雇用主と労働者という図式だが、ブラックサイトは会員制サイト運営者と会員という図式になるだろう。
サービスの提供を受けなければいいのだから、悪質な雇用環境でも働かなければいけないブラック企業の問題とは本質的に異なる。
大手サイトが、安心さを装い、法的にはシロだが、消費者が認識しないうちに個人情報を吸い取ったり、退会したくても退会処理自体がネット初心者には大きな壁になっていたり、意図的に設定変更や退会ページを見つけにくくしていたり、問い合わせ窓口がメールやフォームのみで、問い合わせてもコピペ回答しか返してこなかったり、そういうサイトをブラックサイトと呼びたい。
わかりやすく箇条書きすると・・・
・個人情報の取得を会員が誤認するような構造で行う
・退会処理が複雑、あるいは退会を行うページ自体が見つけにくくされてる。
・会員の発言や友人情報、個人情報の閲覧改変に関しての設定ページをわかりにくくしている。
・情報や発言のコントロールを会員が設定出来る仕様だが、初期設定ではサイト側に都合のいいようにしか設定されていない。
・問い合わせ窓口がフォームやメールのみで、しかも対応が怠慢。
こんなサイトを私はブラックサイトと呼びたい。
小規模サイトにはこんな仕組みはあまり存在しない。
大手サイトばかりがこのようなえげつなさを見せていることが非常に不快だ。
だからこそ大手になりえたともいえるが、そうであるならば、現在のインターネット社会とは、消費者をいかに誤解させて稼ぐかが勝負ということなのか?
私はホームページを作り始めた15年以上前から、常にユーザビリティを最初に意識して製作している。
当初はどこのサイトも単純明快だった。
インターネットが社会に普及するに従って、デザイン先行(これは仕方ないが)、サイト運営者の利益優先主義が増えてゆき、大手サイトの大半はそういうサイトに成り下がっているように思える。
営利事業なんだからしょうがない。
正論だ。
じゃあコンビニやスーパーが同じような露骨なことをしたらそれでいいの?
-----
スーパーの「入口専用」と大きく表示された自動ドアに注意書きがある。
(自動ドアのはしっこに小さい字で。)
「入店した時点で以下の規約に同意したものとみなします。同意する方は携帯電話を自動ドア前の端末にかざして下さい。スロットがまわりDポイントが当たります」
(あたりは100万分の1。はずれは1ポイント。)
「お持ちのICカードや携帯のスキャニングを当店に許可する」
(店内の床や壁がスキャニング機器になっており、店内でどう移動したか全て記録されている)
「出口の案内は一切いたしません。店内で餓死しても責任は負えません」
(出口は地下15階から20階までに及ぶ鏡の国ランドを通過して、地下20階の出口からしか出られない。鏡の国の中には宿泊施設や飲食店が通常の3倍の価格で営業中。出るまで平均三日かかる。)
「この規約への同意を取り消したいときは、23階女子トイレに置かれている規約同意取り消し書にサインして、1階のインフォメーションでハンコをもらい、23階男子トイレ奥の扉から、取り消しセンターにご来店ください。」
(23階は地下20階にある専用階段でしかいけないのはもちろん秘密。その階段には自動販売機が設置してあり、ジュースは1本1000円する。)
「当店のスタッフは出来る限り安価に商品を提供するために、完全分業化を行っております。担当業務以外のご質問には一切お答えできません。」
(知ってるけど教えないよ)
「規約に関するお問い合わせは、規約問い合わせ担当スタッフが店内を巡回しておりますので、規約問い合わせ担当スタッフにお問い合わせ下さい。」
(23階建て巨大ショッピングセンターに一人しかいないけどね)
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こんな店に喜んで毎日通っているのが今のインターネットの現実だと思う。
インターネットを使いまくり、個人情報漏らしまくりの私が語るのも変だけどさ。
ブラック企業のように曖昧にならないように。
そんなに流行らせるつもりなのかよオレ(笑)
ブラック企業は雇用主と労働者という図式だが、ブラックサイトは会員制サイト運営者と会員という図式になるだろう。
サービスの提供を受けなければいいのだから、悪質な雇用環境でも働かなければいけないブラック企業の問題とは本質的に異なる。
大手サイトが、安心さを装い、法的にはシロだが、消費者が認識しないうちに個人情報を吸い取ったり、退会したくても退会処理自体がネット初心者には大きな壁になっていたり、意図的に設定変更や退会ページを見つけにくくしていたり、問い合わせ窓口がメールやフォームのみで、問い合わせてもコピペ回答しか返してこなかったり、そういうサイトをブラックサイトと呼びたい。
わかりやすく箇条書きすると・・・
・個人情報の取得を会員が誤認するような構造で行う
・退会処理が複雑、あるいは退会を行うページ自体が見つけにくくされてる。
・会員の発言や友人情報、個人情報の閲覧改変に関しての設定ページをわかりにくくしている。
・情報や発言のコントロールを会員が設定出来る仕様だが、初期設定ではサイト側に都合のいいようにしか設定されていない。
・問い合わせ窓口がフォームやメールのみで、しかも対応が怠慢。
こんなサイトを私はブラックサイトと呼びたい。
小規模サイトにはこんな仕組みはあまり存在しない。
大手サイトばかりがこのようなえげつなさを見せていることが非常に不快だ。
だからこそ大手になりえたともいえるが、そうであるならば、現在のインターネット社会とは、消費者をいかに誤解させて稼ぐかが勝負ということなのか?
私はホームページを作り始めた15年以上前から、常にユーザビリティを最初に意識して製作している。
当初はどこのサイトも単純明快だった。
インターネットが社会に普及するに従って、デザイン先行(これは仕方ないが)、サイト運営者の利益優先主義が増えてゆき、大手サイトの大半はそういうサイトに成り下がっているように思える。
営利事業なんだからしょうがない。
正論だ。
じゃあコンビニやスーパーが同じような露骨なことをしたらそれでいいの?
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スーパーの「入口専用」と大きく表示された自動ドアに注意書きがある。
(自動ドアのはしっこに小さい字で。)
「入店した時点で以下の規約に同意したものとみなします。同意する方は携帯電話を自動ドア前の端末にかざして下さい。スロットがまわりDポイントが当たります」
(あたりは100万分の1。はずれは1ポイント。)
「お持ちのICカードや携帯のスキャニングを当店に許可する」
(店内の床や壁がスキャニング機器になっており、店内でどう移動したか全て記録されている)
「出口の案内は一切いたしません。店内で餓死しても責任は負えません」
(出口は地下15階から20階までに及ぶ鏡の国ランドを通過して、地下20階の出口からしか出られない。鏡の国の中には宿泊施設や飲食店が通常の3倍の価格で営業中。出るまで平均三日かかる。)
「この規約への同意を取り消したいときは、23階女子トイレに置かれている規約同意取り消し書にサインして、1階のインフォメーションでハンコをもらい、23階男子トイレ奥の扉から、取り消しセンターにご来店ください。」
(23階は地下20階にある専用階段でしかいけないのはもちろん秘密。その階段には自動販売機が設置してあり、ジュースは1本1000円する。)
「当店のスタッフは出来る限り安価に商品を提供するために、完全分業化を行っております。担当業務以外のご質問には一切お答えできません。」
(知ってるけど教えないよ)
「規約に関するお問い合わせは、規約問い合わせ担当スタッフが店内を巡回しておりますので、規約問い合わせ担当スタッフにお問い合わせ下さい。」
(23階建て巨大ショッピングセンターに一人しかいないけどね)
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こんな店に喜んで毎日通っているのが今のインターネットの現実だと思う。
インターネットを使いまくり、個人情報漏らしまくりの私が語るのも変だけどさ。
Posted by ポポール・アレクサンダー at 13:23│Comments(0)
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